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【12月12日(木)開催】第168回定例会「2019年の香港を振り返って-政治・経済の現状と今後の展望-」開催報告


今年の香港は逃亡犯条例改正問題に端を発した抗議活動が長期間続き、これまでの当地の歴史でも極めて混乱した一年となりました。現下の政治・治安情勢に加えて、中国経済や米中関係等の問題もあり、香港経済やさらには会員各位のビジネスへの影響は今後ますます焦点になってくるだろうと思われます。

この9月に在香港日本国総領事館の高田政治経済部長をお迎えし、香港の抗議活動についてご説明をしていただきました。今回はそれから3ヶ月経った現時点での政治状況や邦人安全状況等のアップデートを中心に、以下の内容でご講演頂きました。

1.アップデート~3か月の振り返り

2.11月24日区議会選挙の評価

3.個人的な現状評価と見通し

4.日系企業・邦人の方々に向けた領事館の取り組み

5.香港経済と日系企業の動向

6.今後の展望

長期化した抗議活動の影響で、香港社会の分断が深刻になり、人々は自信を失っているように思われます。今年も「日本秋祭」は行われましたが、10月に予定されていた開幕式は中止となり、秋祭り関連イベントも約100件は行われましたが、約30件が中止となってしまいました。

その一方、9月以降は香港人の訪日客が再び増加に転じており、平和な日本国内旅行に癒しを求めていることが見て取れます。私達在留邦人が香港のためにできることは何かを考えたとき、東日本大震災時に多くの支援をしてくれた香港の皆様と寄り添う取り組みを一層増やしていくことが大切だと思います。

来年は香港にとって良い年となることを願ってやみません。領事館としても、来年の日本秋祭は今年出来なかった分の倍返しの「ダブル秋祭」にして盛り上げたいとのことですので、香港和僑会としても出来る限りの協力をさせて頂きたいと思います!

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