第130回定例会


第130回

Nippon Wealth Limited, a Restricted Licence Bank(NWB)取締役兼CEO 中島努氏

開催日

6月21日(火) 19:00 ~ 21:30

開催場所

香港和僑会オフィス(https://www.wa-kyo.org/contact)

参加者数

28名

第130回定例会「創業者のジレンマ(The Founder’s Dilemma by Dr. Noam Wasserman);マネックス証券、ライフネット生命、そして今のニッポンウェルスリミテッド3社にみる創業者のジレンマとは」

「創業者のジレンマ」というタイトルで、ハーバードビジネススクール・ワッサーマン教授の “The Founder’s Dilemma”を参考に、マネックス証券、ライフネット生命、そしてニッポンウェルスリミテッド3社にみる創業者のジレンマをニッポンウェルスリミテッド取締役兼CEOの中島努が講演いたしました。

まずは世界の開業率を比較してみると、日本は年々低くなっていることがわかります。アメリカ、イギリス、フランスが10%以上に対して、日本はたったの1.4%です。起業家に対する社会的地位の評価は諸外国に比べて日本は低く、成功した起業家を尊敬する風土があまりないようです。起業家の起業動機を見てみると、アメリカやイギリスは第一に“家族や一族の幸福のため”という理由が圧倒的だったのに対し、日本は“自己の人生に挑戦”という理由だった人が非常に多く、起業の動機が明確に違ったことが特徴的でした。

次に、成功する起業家に見られる最も重要な特徴としてDから始まる10の単語を説明いたしました。その中でもDetail:細かさ、特に日本人の長所である丁寧で細かな仕事をすることやDevotion:愛情、自分の行っていることや作っている商品、またお客様に対して愛情を持って接することができるかという点を真摯になって見つめなおすのが非常に重要な作業だということがわかりました。

そして起業前にチェックするポイントと起業後にチェックするポイントを説明いたしました。起業する前にチェックするポイントとして参加者の皆様からは、ビジネスモデルが競争優位にたてるか、ビジネスに対する十分な知識と経験を持っているか、色々な困難に立ち向かう耐性を持っているのか、が非常に大事であるとのコメントがありました。マネックス証券、ライフネット生命、ニッポンウェルスリミテッドの3社を事例にこのチェックポイントを説明いたしました。どの会社もそれぞれのビジネスモデルがあり、ストーリーは違うけれども会社の成長期からの展開はそこまで違ってこなかったようです。

最後に荻野会長の「会社の発展の肝は何か」というご質問に対して、「投資した後にお客様によかったと言ってもらえることが最大の喜び」とお応えしました。お客様に喜んでもらえることがその会社の発展を左右することを再認識し、翌日からも頑張ろうと再決意し会場を後にしました。

(文責:香港和僑会、執筆:香港和僑会会員 吉岡 甲子郎 さん)

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