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第5回起業塾 「起業における成功がもたらすものとは?」

①なぜ起業するのか、もう一度考えてみよう。金の為か?やりがいの追求か?それとも社会におけるある種の名声が欲しいからか?よくよく聞いてみると、起業する必要のない人が起業を考えているというちぐはぐなケースもある。

②100人が起業した場合、最初の5年間で80人が脱落すると言われている。なぜか?また、どうやって失敗を防ぐべきか?絶対の自信と、慎重な見通しと計画性が事業を成功させることは可能か?和僑会の起業塾・起業相談室・和僑キャピタル・経営相談室の4点セットを有効活用することにより、起業が失敗という結末にならないように、100名の起業家を支援して、成功率を何とかして80%まで上げられないか?と考えている。その上で、案件を次の要領で進めて行く。

「起業」に対する心構えはできているか?

まず、プランを徹底的に精査する → このアイデアで勝負できるか?市場性と発展性の見極め。

企業「組織」の変遷の予測、社員教育に対する考え方、社員の待遇に関する考え、など

「資金繰り」に関する知識の有無。

必要資金があるのか? → 「和僑キャピタル」の利用の可能性。

立ち上げまでのスケジュールの確認

③起業における成功がもたらすものとは?ほとんどの起業者が理解していない「企業価値をどうやって高めるのか」ということと、そこから得られるもの。価値判断に使われる「PE」や「EBITDA」とは何?起業家にとっての本当の利益はどこから得られるのか?

④急激な売り上げの伸びや利益の増加は、「儲かって当たり前」の如き感覚を生み出すので、経営者の判断を狂わせ、会社を倒産に追い込むケースが多い。一つの成功を経験した後は、次のチャレンジを始める前に、まず自分の足元をもう一度固め直す作業が必要である。今回の成功はツキのたまものか、それとも自分たちの努力の結果か?会社の組織の再編成の必要はないか?今後1年~2年間の資金繰りに問題点は見えないか?自分たちの市場の動向(現状と将来の予測)をどう見ているのか?そしてグローバルな視野に立った世界的な見通しはどうか?などなど。起業家にとっては一時の売り上げや利益の伸長よりも「企業の存続」、言い換えれば「食いつないで行く」すなわち「生き延びる」といったことが最重要ポイント。その「継続」から、本当の飛躍が生まれる。

⑤起業における「Innovation」とはどういうこと?「仕事はできるだけ他人にしてもらって、自分はラクして利益を受け取る」。これを究極の目的にして、その実現に努力しよう。そのために必要な心構えと考え方について、話をしよう。

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