【オンライン参加申込】10月29日(金)特別講演会「香港デモ・コロナ後の香港交換留学の現状」

この度、当会主催のオンライン特別講演会と致しまして、10月29日(金)香港時間20時＝日本時間21時より、「香港デモ・コロナ後の香港交換留学の現状」を開催します。

今学期、香港の大学はデモ以来、本格的に交換留学生を受け入れています。2019年秋に香港中文大学と香港理工大学で抗議者と警察の間で激しい衝突が発生し、さらにその後新型コロナウイルスが感染拡大し、香港の大学の交換留学生の受け入れは一部の例外を除き停止されてしまいました。

現在の香港は新型コロナウイルスに対して厳しい水際対策をしていることで知られていますが、意外なことに対面授業をほぼ全面再開しており、かつ交換留学生を受け入れています。一方で日本側の大学が交換留学生の派遣に必ずしも前向きではなく、また日本でワクチン接種をして渡航しなければ、留学先での行動や寮への居住に制限が加わってしまい、さらに香港への入境に指定ホテルでの隔離が義務付けられているという現状から、日本から香港への交換留学は決して簡単ではありません。

今回は香港デモ・コロナ後にも交換留学を継続した元交換留学生、今学期、香港での交換留学をしている現役交換留学生、さらに日本の大学からの交換留学事情をよく知る小出先生をお招きし、香港デモ・コロナ後の日本から香港への交換留学事情を伺います。司会は当会ユース会員の石井大智です。

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【10月29日(金)開催】オンライン特別講演会「香港デモ・コロナ後の香港交換留学の現状」

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■開催日時：10月29日(金)香港時間20:00～22:00、日本時間21:00～23:00終了予定

■実施方法：オンライン

■参加方法：お申し込みになられた方にはイベント開始1時間前までに参加URLをお送りします。また、イベント終了後には映像を録画したURLをお送りします。

■参加費：無料

【登壇者プロフィール】（敬称略）

＜現役交換留学生＞

■藤澤翼：関西大学総合情報学部4年。香港中文大学に2021年8月から2022年5月まで交換留学中。United College所属。英語のスコアを利用して交換留学にはアプライ。

■川﨑千祥：早稲田大学国際教養学部2年。香港大学に2021年8月から2022年6月まで交換留学中。

■小林清香：明治大学経営学部4年。香港城市大学のCollege of Businessに2021年8月から12月の前期セメスターのみ交換留学中。

＜元交換留学生＞

■沼尻旭広：慶應義塾大学商学部を2021年に卒業。香港中文大学に2019年8月から2020年8月交換留学。当時はLee Wo Sing Collegeに所属し、英語のスコアを利用して交換留学にはアプライ。

■今井絵莉香：大阪大学外国語学部中国語専攻5年。香港中文大学に2019年8月から2020年7月の間交換留学し、当時はChung Chi Collegeに所属。英語のスコアを利用して交換留学にはアプライ。

＜特別ゲスト＞

■小出雅生：奈良県出身、慶應義塾卒、在学中にインドの孤児院を皮切りに海外に。卒業後、営業職を経て、寿退社で香港に移住。NGO勤務の後、香港中文大学で日本語教師になる。自分の教えた学生を留学先の日本で親切にしてくれた日本の学生が留学生として香港に来てくれたことがきっかけで留学生と親しくなり、留学生歓迎会担当になる。2019年に中文大学がひっ迫したときは留学生全員の顔を認識できると、担当領事と共に各カレッジの留学生の脱出を手伝った。

＜司会進行役＞

■石井大智：慶應義塾大学総合政策学部卒業後、香港中文大学大学院に進学。もともと移民研究をしていたが進学後、抗議活動が発生し、真面目に研究せずにデモ事情を追いかけ続け、日経ビジネスや現代ビジネスなどの媒体に記事を執筆。現在は日経BP社に就職し、日経ビジネスの記者をしている。主な著作に『小さな主語で語る香港デモ』（現代人文社）など。