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第29回香港和僑会

September 1, 2007

第29回

深広信息網絡有限公司 代表取締役 田中 修一 氏

第29回香港和僑会

開催日

9月1日(土)   19:00 ~ 21:30

開催場所

日本人倶楽部

参加者数

30名

 

第29回香港和僑会

 

今回のお話がどのくらい凄い内容かを実感できる実に簡単な方法がある。

ヤフーやグーグルで『シンセン』とカタカナで検索してみる。

これだけ。

実際やってみると・・・

なんと田中先生の運営するシンセンスクエアが1位表示された。

「凄い・・・」一瞬素直に絶句。

もっと凄いのは、ほとんどお金をかけずにこれを実現させたこと。

一体全体どうやったらこんなことができるのだろうか?

とかくインターネットの世界では「情報商材で1億円儲けた」なんて眉唾な宣伝が踊る。いわば、なんでもありの業界。確かにインターネットは全世界につながってはいる。これをうまく使えば、大きな商売をすることも夢ではない。しかしそもそもどうやって多くの人にアクセスしてもらうようにするか?いまや単にホームページを開設しただけではほとんど誰も見に来てくれない。

巷にアクセスアップ方のテクニックはあふれているが、技術変化が激しい分野だけに成功ノウハウがすぐに過去の遺物になる。そういった中、今回の田中先生の話は事実に基づき、しかも過去の話ではなく現在同時進行形だけに“重み”が違う。

今回の田中先生の講演のタイトルは「シンセンスクエアの誕生から現在までのドキュメンタリー」。ゼロから1年で月間利用者数を1万人を獲得し、いまや深センNO.1の生活情報サイトとなった「シンセンスクエア」。その誕生から現在までのドラマ。

1月から開始して9月現在、田中講師の運営するシンセンスクウェアの月間利用者数は約9800人。一周年の12月を待たずに1万人は既に射程距離に入った。

実は私が、このお話を聞くのは2回目である。

と言うのは、このお話は、シンセンの和僑会で以前に講演され好評だったため田中先生にアンコールを香港でお願いしたというものだからだ。

話のタイトルから『ホームページの最先端アクセスアップ対策』と言う、こてこてのIT技術のお話で門外漢には敷居が高いとのイメージをもたれる方もいたかもしれない。

しかし生真面目な田中先生らしく丁寧に作り上げたパワーポイントと事前にリハーサルを重ねたお話だけにHTML、GPL、CMSなどといったIT専門用語のちりばめられたお話もスッと頭に入るよう構成されていた。

それと、私にとって、この話は『一粒で2度美味しい話』だと感じられた。

この話の中には多くの起業家が知りたがる「ゼロからはじめて成功を得る」エッセンが凝縮されている。

===============

◇裸一貫からの成功法則

講演の中でこんな話が、

「中国では残念ながら“安かろう悪かろう”のホームページ作成業者がまだまだ多い。何故安いか?極端な例で言うとデザインなどすべてをどこかのサイトからコピーして会社名だけ変えて「一丁あがり」なんてケースも。」

聞きながら私も考えた。

『なるほど人の力作をパクってコピーするだけなら安上がり。こんな業者と値段でまともに張り合っても勝ち目はない』

そこでの閃き(?)

『所詮、何でもありのIT業界。相手がその気ならばこちらもコピーして対抗すればよいではないか♪』

しかし…。

それじゃ、やっぱり違う。

ともすれば価格競争に流されそうな中国で単に生き残るだけでなくいかにして勝ち残った来たのか?アクセス数アップのノウハウ以上に今回私が興味を持ったのは「いかにして裸一貫から今日の成功にこぎつけたのか?」

非常に関心を持って講演を拝聴させていただいた。

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まずご本人のただならぬ(?)プロフィールを引用させていただく。

【講師略歴】

田中 修一  氏 深広信息網絡有限公司

代表取締役

http://sz-square.net

米国大学卒業後、

日系商社の海外営業部で船舶関連機器の販売に携わる。

父親の死を機に再び海外へ飛び出しモンゴルへ。

モンゴルで教育事業を立ち上げるが、

後にデザインの師と仰ぐ人と出会いデザイン職に転向。

同時にモンゴルの技術大学で教鞭を取りながら、

学生達を中心としたウェブデザインチームを発足。

ユーザビリティーとデザイン性のバランスを重視した

サイト構築の指導にあたる。

2005年3月、師匠と共に深センへ。

深センに特化したポータルサイトの構想を思い付く。

師匠を支えることを優先。

何もできぬまま1年が過ぎる。

2006年5月、シンセンスクエアの構築にとりかかる。

2007年1月、試験運転を経て法人化。

本格的に活動を開始。9月現在月間利用者数9773人

実際のシンセンでの立ち上げ時期は壮絶だったようだ。頼りのしていたデザインの師匠はシンセンをはなれ故郷の韓国へ帰国。たった一人で言葉もわからず、お金もほとんどないといったまさしく孤立無援の状態。お金もないので無料ソフトで苦労して作って立ち上げたホームページは当初アクセス1件。すなわち見ているのは自分だけ。誰もアクセスしてくれない日々が続いた。まるでインターネットと言う大海原の無人島に一人取り残された気分。宣伝を打てばアクセスがあがるのはわかっているが当然そんな元手もない。まさしくゼロからスタートである。

そこで思い立ったのが、「お金をかけないでアクセス数を上げる方法を自分で極める。」

使ったお金はインターネット関連の本を買いあさった3万円なり。そして時間もわずか1年足らずで月間利用者数1万人を達成するまでの体験談。

もちろんその背景にご本人の強靭な意志や志があったことは想像をかたくない。「これだけのことをやり遂げるとは一体どんな面構えの男か」田中さんにお会いしたことのない人ならこんな風に思うのでは?しかし田中さんの場合、苦労が顔に出ていない。見るからに人がよさそうで“優男”と言う表現がぴったり。

「人は見かけによらぬもの」である。

 

ご本人のまとめた話のエッセンスは以下のとおり。

 

★今更聞けないインターネットの重要性。

★宇宙の法則。それは、人のために尽くすこと。

★泣いた!笑った!お客様から教えられた真実とは?

★木を見てはいけない。森を見て戦略を立てる重要性。

★ホームページは会社の玄関と同じ。会社の顔に泥を塗るな!

★戦略のないネット活動はドブにお金を捨てるのと同じ。

★失敗は格好悪くなんかない!
何もしないほうがよっぽど惨めな人生だ。

★インターネットでの口コミ効果は
実社会の口コミ効果の5倍以上だった!

★SEO対策、その効果は絶大です。やるかやらないかは自分次第!

 

自然とご本人の経営姿勢がにじみ出ている。

特に「人のために尽くす」この一言に今日の成功の秘訣が凝縮されている気がする。「人のために尽くす」一見当たり前の言葉だが、裸一貫から成功までを実体験した体験者の言葉だけに重い。その経営姿勢が顔にも出ている。そんな気にさせられた。

「言うは易く行なうは・・・」

勉強になりました。田中先生ありがとうございました。

(文責 香港和僑会 上野)

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