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第91回定例会


第91回

香港和僑会事務局メンバー

開催日

3月25日(月) 19:00 ~ 22:00

開催場所

TKP カンファレンスセンター

参加者数

43名

第91回定例会 「2012年度年次総会」

【参加者の声】

●香港在住の女性より

昨日はお世話になりましてありがとうございました。

和僑会の概要がわかり、荻野さんや事務局の方の熱意が伝わってきて理解が深まりました。

日本人にはまだ寄付文化が浸透していないので、寄付を頼みにくいかもしれませんが、香港で成功している日本人にどんどん寄付を積極的に頼んだ方がいいと思います。

●日本在住の学生より

先日、和僑会年次総会では突然の参加にも関わらず快くお迎えくださり、本当にありがとうございました。

多くの方とお逢いすることができ、刺激を受け、本当にいい機会となりました。

まだまだこれからではありますが、良い論文が書けると思います。

香港和僑会の取り組みにも非常に興味を持ちました。

また香港に行くこともあると思いますので、機会があればそちらのことについてもお話をお聞きさせていただきたいと思います。またお目にかかれる日を楽しみしています。

【2012年度香港和僑会 年次総会議事録】

(1)開会

 会長の荻野より1年間を振り返り、思った以上に大変であったが、何となく先が見えてきたとの感想を述べられた。

(2)議長選出

 香港和僑会事務局長の堀 明則にて会場からご同意を頂く。

(3)議事録員選出

 香港和僑会事務局次長の高橋正浩にて会場からご同意を頂く。

(4)報告事項 

1.入会状況報告

2012年度は継続会員が37名、新規会員が32名の合計69名となり、会員の内訳としてサービス業が53名、製造業が16名、また、居住地は香港59名、日本8名、その他2名となった。

2.2012年度の活動実績報告

これまで定例会の活動が中心であったが、2012年度は分科会として「ファイナンシャル分科会」、「PR分科会」、そして「起業相談室」、「経営相談室」を立ち上げた。また、川崎市と業務提携をし、川崎にて講演をしたり、香港からスカイプで講演をすることなどした。その他に長崎のハウステンボスに香港で学んでいる大学生2名をインターンシップ生として橋渡しすることを行ったり、香港貿易発展局主催の世界中小企業エキスポに出展し、会員の商品やサービスを紹介する活動をした。そして最近ではピーチ航空から会員向け特別価格をご提供頂くことが出来た。今回頂いている会員向け特別価格は3月末から7月までの日程となっている。

3.2012年度の収支経過報告

香港和僑会事務局の横藤田様より、配布された「活動計算書」の内容に基づき、収入と費用、そして次期繰越金について説明をする。

議長の堀より、2012年度の活動報告について会場の中で異議のある方がいないか確認を行い、異議がある方がいなかった為、次の議事に移る。

(5)議事

第一号案 香港和橋会の会則の改訂について

議長の堀より、会則案を全て読み上げ、会場から疑問点などがないかどうか確認したところ、下記の指摘があった。

指摘事項①:

第3章の「役員及び顧問」の顧問を外し、理事とした方がよいのではないか。

議長回答:

顧問から理事へ変更いたします。

指摘事項②:

第3条の「和僑の定義」についての補足の最後に記載されている“構成員”を“会員”にした方が良いのではないか。

議長回答:

構成員から会員へ変更いたします。

指摘事項③:

会則の中に“役員”と“理事”があるが一緒なのか?

議長回答:

現在、この会則は法律事務所と作成している途中であり、引き続き精査し、完成したものを会員の皆さまへ報告させて頂きます。

議長からの確認:

任期についてはこれまできちんと決められていなかったが、今回の会則案では会長の任期を3年、役員を1年としている。この内容で宜しいかどうか会場の皆様からご意見を伺う。確認の結果、会場の皆様より異議は無かった為、まずは会長の任期は3年、役員は1年とし、適宜検討することとなる。

第二号案 NPO HONG KONG WAKYOKAI LTDの定款について

議長:NPO HONG KONG WAKYOKAI LTD.の定款については香港和僑会の会則が出来た段階で英文にする作業を弁護士と進めます。定款につきましても完成したものを会員の皆さまへ報告させて頂きます。

第三号案 2013年度の入会金・年会費について

議長より出席者へ配布した「活動内容、入会金・年会費及び会員特典」を読み上げながら説明をする。

<活動内容について>

香港和僑会の定例会は毎月1回、TKPカンファレンスセンターなどで開催、会員はHK$200、ゲストはHK$400、

香港和僑会の分科会は随時、香港日本人倶楽部他で開催、会員は無料、ゲストはHK$100とする。

<入会金・年会費について>

入会金は入会時のみHK$1,000、年会費は2013年4月~9月の期間に入会した場合はHK$2,000、10月

以降に入会した場合はHK$1,000とする。

<会員特典について>

会員としてご入会・ご継続頂いた方の特典として「起業相談室」はこれから起業したい方へ事業計画やビジネスモデルの相談をお引受けさせて頂きます。「経営相談室」は既に経営されている方へ事業拡大や経営戦略について相談をお引き受けさせて頂きます。「和僑キャピタル」は起業する為の資金や事業拡大の為の増資として投資による支援を行います。「各地和僑との交流」は国境を超えて世界各地の仲間と交流することが出来ます。「ビジネス交流サイト」は各地の会員プロフィールを検索したり、掲示板に情報を投稿することが出来ます。「会員紹介」としてメルマガ『香港和僑ニュース』で会員のHPやFacebookなどをご紹介致します。そして「広告掲載」としてメルマガ『香港和僑ニュース』の広告欄を会員特別価格にてご利用頂けます。

第四号案 2013年度活動計画について

議長より、出席者へ配布した「2013年度の活動計画」を読み上げ、「定例会」の4月から来年の3月までの内容、来年度は「姉妹会」としてy.n. club(やまとなでしこ会)と一緒に活動させて頂くことになったこと、「分科会」、「特別活動」の内容を一つづつ説明する。

第五号案 2013年度収支計画について

議長より、来年度の予算についても会則と同じくNPO HONG KONG WAKYOKAI LTDを設立し、法人として厳格に財務諸表を作成する必要があり、資料が出来次第、会員の方にはメールにて送付致しますので、暫くお待ち頂きたく思います。運営においては会員を増やしていくことが何よりも重要であり、また、ご寄付の存在が大切でありますので、是非皆様のご理解を頂ければと思います。

第六号案 2013年度の運営体制について

議長より、2012年度の会長及び事務局メンバーは会場の正面に集まるよう連絡、関係者が出席者の前に一同が1列に並び、3月末をもって全員退任する為、会場の皆様へ一礼をする。

2013年の会長及び事務局について、メンバーがいないと運営出来ない為、来年度も同じメンバーにて運営させて頂いてもよいかを確認、会場からは異議なしとのことでご承認を頂く。

(6)その他

①和僑キャピタルについて

会長の荻野より和僑キャピタルの考え方について説明。

和僑キャピタルはバングラデッシュのグラミン銀行をモデルとし、初期の資金は500万香港ドルとしている。和僑キャピタルと香港和僑会は違う組織である。では何故、和僑キャピタルという名前にしているかと言うと、自分(荻野)が持っている株の1/2を和僑会へ寄付をするからです。

起業自体はそんなにお金が掛からない。知恵と勇気と努力で出来るはずである。我々は銀行も相手にしないような案件を対応しようとしている。ところが世の中上手く行かないもので、最初の案件は出資希望額が500万ドル、そして2件目が2,200万ドルでした。2,200万ドル全てをお願いされた訳ではなく、一部でもよいとのことでしたが。和僑キャピタルは社員ゼロのユニークな組織です。持ち込まれた案件は事務局メンバーが精査しています。

これまでの1年間、事務局会議を13~14回くらい開催してきました。会議を始めるのが夕方の6時半、終わるのが大体9時過ぎ。片手にサンドイッチを持ちながら議論をしています。それでも案件は片付かない。それが私が開会の挨拶で申し上げた、会の運営は思った以上に大変だったということです。

和僑キャピタルを考えたきっかけは起業した方々がよい会社にしていって欲しいと思ったこと、そして和僑会を運営する為の苦肉の策です。和僑会はこのままではいつまで経っても基本財産が貯まらないと思いました。そういう意味で寄付金は切実であり、有難いです。今年度、私から寄付をいたしましたので香港和僑会として初めて資産を持つことになりますが、引き続き来年度の予算を作っていきたい。

②y.n. club(やまとなでしこ)について

会長の若井より、y.n. clubの発足からこれまでの経緯について説明。

y.n. clubはこれまでメンバーの方々に何かメリットになることをしようと、話が出来る人をお呼びして講演会やチャリティー活動をしておりましたが、中国返還やSARSなどの問題などにより活動を休止していました。

そして確か2010年だったと思いますが再始動をしました。そして今回、香港和僑会との姉妹会として活動することになりました。y.n. club出身の高橋ゆきさんは日本のテレビ番組「カンブリア宮殿」で紹介され、香港での経験を生かし、家事代行のビジネスで現在、6,000人の従業員がいるそうです。今後もスピーカーランチやバザーを開催していくと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

7 閉会

閉会の挨拶については荻野より「和僑キャピタル」を説明する中で既に総括を述べた為に割愛し、年次総会を終了、懇親会の会場へ移動する。

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