第4回教育分科会

タイトル
第4回教育分科会
開催日時
5 月 20 日 (水)
内容
「香港の教育事情についてよいところをみんなでシェアしよう!」
特別ゲスト:Internet Solutions Limited 総経理 川村 健太さん
ファシリテーター:マクドナルド直子さん
今回は香港在住約35年、Internet Solutions Ltd.の総経理としてご活躍の川村さんを特別ゲストとしてお招きしました。
実際に香港で教育を受けた経験者としてお話をしていただき、その後は参加者との意見交換を行いました。
川村さんは日本で生まれて1歳半の時に香港へ来てインターの保育園、香港日本人幼稚園、香港日本人小学校、日本人中学校(中1)、Sear Rogers International School(Form2~Form5)に通いました。
実は川村さんは小さい頃、“いじめられっ子”でした。日本人学校はどの教科もよい成績をとる必要がありましたが、川村さんは勉強はあまり好きではなく、いじめが原因で不登校をする日が多かったそうです。しかし日本人学校には英語クラスもあり、インター校でも苦労しないほど英語力を身につけることが出来た為、中学の途中からインター校へ転校されました。
インター校に転校すると、学年に関係なく学校全体が友達という雰囲気で友達を作るのも簡単でした。コンピューターと運動は優秀だった川村さん。苦手な教科を勉強するよりも得意分野を伸ばそうというインター校の特徴が生かされ、現在経営されているITビジネスに繋がっているのでしょう。
広東語、英語、日本語の全てを話せる川村さんは海外で勉強することは勝手に(おまけで)語学が身につくというメリットがある反面、日本人であれば知っていて当たり前なこと、歴史や暗黙のルールが分からなく、遠回しな言い方が出来ずにストレートに言ってしまうことがたまに困ることだそうです。
川村さんのお話を聞いた後は参加者全員が自己紹介とテーマに沿ったエピソードなどをお話して頂き、大変中身の濃い分科会となりました。
【次回の教育分科会】
「うちの子は集中力がないけど、ワンパクなの?学習障害なの?」とお悩みのご両親はいらっしゃいませんか?次回は学習障害に関する専門の先生をお招きし、お話をお伺いします。開催時期は秋頃を予定しております。
もし取り上げて欲しいテーマなどがありましたら、事務局までどうぞお気軽にご連絡下さい。
(文責・執筆:香港和僑会事務局)