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特別講演会

March 10, 2015

スポーツドクター 辻 秀一氏

開催日

3月10日(火)   19:00 ~ 20:30

開催場所

香港和僑会

参加者数

13名

 

特別講演会

 

1月15日の定例会で講演頂きましたスポーツドクターの辻秀一さんに再び登壇頂き、前回と同じ心のケアと言う演題でお話を伺いました。

前回は講演の後の懇親会でも先生に対する質問が絶えず、もっとお話を伺いたいと言う参加者も多かったと思います。人気を博した講演なので報告も体裁よく、と考えていた当方ですが辻先生の話はテンポ良く面白いので聴講した後で内容を纏めるのをつい忘れて講演を楽しんでしまった次第であります。

前回の内容につきましては1月15日の報告書をご覧下さい。

 

今回の内容は、レスリングの吉田沙保里選手はどうして2011年の世界選手権で優勝したのか。それも残り時間3秒のファイトで勝利を収めた。と言うのがテーマです。

吉田沙保里選手はその時の心境を 「その時、やるべき事をやっただけ」 と話しています。では何故、その様な状況でやるべき事に集中してそれを実行できたのでしょうか。辻先生の説明によると、心の状態が揺らがず・捕らわれていなかったからです。言葉で説明すると簡単ですが、世界選手権の決勝戦で残り3秒で勝たなければならない状況で、心がノンフローの状態であった。だからその時やるべき行動を取る事が出来たと言う事です。

その後、吉田沙保里選手を分析したテレビ番組が作成されました。その分析を担当したのはスポーツドクターの辻秀一先生です。手法として、レスリングのスパーリング時の脳波測定を試みました。その結果、脳波がリラックスして機嫌よく、集中している波形を示している事が判明したのであります。

驚くべきはスパーリングの戦闘状態でこの精神状態であると言う事です。普通は緊張して心が悲愴な気持ちになるので、そうならないために色々な努力するものです。しかし、世界ランキング一位を長く保持している吉田沙保里さんは機嫌の良い状態で集中できる脳を持った選手なのであり。当然、心が揺らがずに集中しているので、今やるべき事が楽しくリラックスした状態で遂行できると言う訳です。

辻先生によると、この様な心の状態であればアイディアが出る。話が人に伝わる。周囲の人から興味を持たれ、好意も持ってもらえます。と言う事です。

人間は外の環境から常に何かを認知して、心に影響を与えています。影響を受けた心は捕らわれて揺らいでしまうものなので、それを気にしない様な努力をしたりします。

また気分転換のために何かの行動を取る。と言う事はたいていの人が知っていますが、しかし考えてみればそれはお金や時間を費やす事や、健康を阻害する行為である事が多いのに気付きます。

心が外から受けた刺激や環境に捕らわれず揺らがない状態にする為にする切り替え方としては実は色々な方法があります。例えば自分の好きな言葉を捜しておいて必要な時に唱える、発してみる。という方法もあります。これらは、「ライフスキルを行う」 「マインドを整える」 言う表現になります。

 

最後に、皆さんも機嫌の良い状態を大切に保ち、手放さない。手放しても直ぐに取り戻すよう心がけて下さい。と言う言葉を皆さんに賜りました。

今回もドクター辻秀一さんから香港和僑会の事務所に著書の寄贈を頂きました。また、当日の参加者で著書のプレゼントを頂くという幸運にも恵まれた特別講演でありました。

(文責:香港和僑会、執筆:香港和僑会会員 黒尾 登さん)

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