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第119回 定例会

July 22, 2015

第119回

楽天株式会社 国際EC部 部長 & Head of Hong Kong 小林 秀行氏、Hopewill Marketing & Service Ltd. Managing Director 伊藤 毅氏

開催日

7月22日(水)   19:00 ~ 20:30

開催場所

香港和僑会オフィス http://www.wa-kyo.org/contact

参加者数

44名

 

 

「香港のEC事情」

 

今回は楽天株式会社の小林秀行様と 堀事務局長で香港和僑会とは馴染みの深い Hopewill の伊藤毅様をお迎えして香港のEC事情について講演頂きました。

 

先ず EC とは e-Commerce の事ですが、分りやすく言うとインターネット・ショッピングです。ここでインターネット・ショッピングのメリットとデメリットについて簡単に紹介します。

 

メリット:

店舗販売での商品展示には限りがありますが、ECでは際限なく商品のラインアップが出来ます。店舗販売の様な固定費が発生しないので、商品を安く提供する事が出来ます。重量物、お米や蒸留水は店から持ち帰らずに配送されます。

 

デメリット:

お客さんは商品の現物を手にとって見る事が出来ないので、安全、安心の部分が不安です。そのため店舗受け取りや、代金引換サービスを利用されるお客様が多いのも特徴です。

 

e-Commerce の市場について

やはりパソコン操作が得意で、クレジットカードなどの決済が出来るので、年齢層的には25-35歳。女性の利用が多いとの調査結果が出ています。

 

香港の市場を拡大して行く上で特筆すべきなのはデリバリーサービスの整備でした。宅配サービスの質の悪かった香港ですが、ヤマト運輸さんの進出と努力によりサービスが向上して来ており、例えば新界地区など中心地へのアクセスが比較的不便な場所からのECの需要を拡大する事が出来ました。

また今後の課題としては商品の多様化です。食品、化粧品、衣料品、など香港で店舗販売をしている企業が EC に参入しているのは、やはり交通が不便な地域のマーケット拡大を狙っていると思います。これは日本でも同じ事が言えます。地方に住んでいて限られた商店での商品選択しか出来ない人にとって、EC は魅力的な買い物市場でありましょう。日経新聞にも掲載されていましたが、HKTVというECサイトでは日本の築地市場の商品が翌日香港の個人宅に届くという新しいサービスに乗り出しました。

 

香港人は狭い住宅事情で住んでいる人が多いので、「出街(チュッガイ)」 と言う香港人の娯楽があります。つまり、休みの日には自宅に居ないで街に出かけると言う事です。これが EC の障害になっているとは香港に住んでいる人以外には理解できない事かも知れません。

しかし、今後多くのECサイトが参入することで、消費者に選ぶ楽しみを与え、利便性を実感してもらうことで、まだまだ伸びしろのある楽しみな市場といえます。

 

最後に、楽天さんの社内公用語は英語なので今回の説明で使用されたレジメは全て英語の資料でした。社内では、主な会議はすべて英語だそうです。世界にグローバル化を繰り広げる企業の一端を見せて頂いた気が致します。

EC をやって成功している企業は世界中にたくさんあり、例えば中国のアリババなどは大資本のメガ企業です。数十年前には存在しなかったビジネスについて本日は紹介して頂き、起業の意味でも参考になりました。

以下、荻野会長によるワンポイントアドバイスでも本日講演の話に触れられたので議事録に記述しておきます。

 

 

【荻野会長のワンポイントアドバイス】

 

今日の話は聞く人の思惑が様々なので焦点を巧く絞り込めなかったと思います。専門的な話を聞きたい人向けに話を絞り込むと一般的なところから話を聞きたい人にとって理解が難しくなります。この様に発展途中のビジネスは人によって興味のレベルが違う。と言えます。

 

ワンポイントアドバイス(本題)

 

会社のマネージメント、経営者と話をしようとする人が少ないと感じます。殆どの人は話をする気が無く、むしろ避けようとしている様にも思えます。雑談でも良いから社長と会話して、考え方を訊き質問をするべきです。

会社の経営者と話が出来ない人は絶対に出世する糸口を掴むことが出来ません。話が出来る様になるとそこから会話が弾み、経営者の記憶にも残る事でしょう。

また、社外では出来るだけ上の人(経営者に近い人)と話をして下さい。これは、上の人に取り入るのとは違います。上の人の考えや気持ちに接する事です。

 

(文責:香港和僑会、執筆:香港和僑会会員 黒尾 登さん)

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