第7回教育分科会 「母国語を大切に~日本語を中心にしたバイリンガル教育を考える~」
2月25日(土)第7回教育分科会(17名参加)
香港日本人小学校香港校の教頭 高木秀樹様をお招きし、「母国語を大切に~日本語を中心にしたバイリンガル教育を考える~」というテーマで時々ユーモアを交えながら、日本人小学校のグローバルクラスの活動内容や子供の教育について大変貴重なお話をして頂きました。
希望者のみ昼食後、懇談会として一人一人の現状においての悩みや疑問について話合いました。キッズルームの併設もあり小さいお子さん連れのご両親の参加も多かったです。
今回の企画は会員の高藤桂子さんが2年前から教頭先生と話をしていた内容で、教育分科会リーダーのマクドナルド直子さんと話が合い、実現しました。
高藤さん自身、バイリンガル教育の鍵は家庭教育にある。学校に入れたからといってバイリンガルになるわけではない。バイリンガル教育をすると決めたら親も全力でサポートしていかなければならないと感じたそうです。そこで、香港日本人小学校の教頭先生と「日本人小学校に通いながら英語をどう伸ばしバイリンガルにしていけるか」を話し、いろいろアプローチがある中、一つの提案として今回のお話を進めることになりました。
開催日の翌日、参加者からとても嬉しい感想が届きましたので、紹介させて頂きます。
“息子の教育のことで、もんもんと悩む日々が続いておりました。
昨日、講演会はじめ、皆さんからのたくさんのアドバイスがとても参考になり、経験談からの励ましが心強く、背中を押していただきました。熱心で誠実な教頭先生のお人柄に出会い、日本人学校の人気の秘密も分かったように思います。一歩前に進めそうに思います。子連れでしか参加できない私が、子供を放り出して、長時間お話できる時間をいただけたこともとてもありがたく、細やかな配慮、お気遣いをどうもありがとうございました。
時間を延長しての懇談会では私自身のことも親身に相談に乗っていただき、こうして支えてくださる皆さんが香港におられることを知り、とても心強く思いました。色々とありがとうございました。”
(文責・執筆:香港和僑会事務局、参加者)