プチセミナー「美文字ペン字講座」
今回は「美文字ペン字講座」という事で書道家の香之先生に手ほどき頂きました。
全員そろって書き方用の方眼紙に向かい、先ず縦線を真っ直ぐに引く練習です。ペンは少し寝かせて、手首は柔軟に、お腹の下の方に力を入れると真っ直ぐな線が引きやすくなります。ポイントは姿勢を良くする事です。
その次に真っ直ぐな横線を方眼紙の線に沿って引きます。そしてその後、直径5センチ程の螺旋をぐるぐる書く指導を受けました。
それから自分の名前を大きくゆっくりと書く練習です。徐々に文字を小さく、実用的なサイズにして行きます。ペンの持ち方としては、手首は柔軟に、人差し指の第一関節辺りの力加減を調節して書きます。
その後は好きな言葉や日常書いている文字を書いて行きます。
そして、香之先生から参加者全員に筆ペンをプレゼントして頂き、早速その場で筆文字にも挑戦しました。
ここでの注意点として、筆はペンと違って立てて持つと言う事を教わりました。
文字について、
文字にはきれいに見せる書き方があります。これは文字の法則でありバランスです。パズルの様に文字の部位をバランスよく配置します。気をつけるのは中心線ですが、中心のバランス全体にも気を配る事が必要です。また、文字には意味がありますので、その意味を表す事も考えて書きましょう。
最後に、
直接に人と対面していない時でも文字を通して相手を知る事があります。色々な事を表現する事のある文字です。人とのつながりや文字を通しての出会いもありますので、大切にしましょう。
文字を書きながら、とっても楽しい時間を過ごしました。香之先生が自分の名前をお手本で書いて下さったのが嬉しかったです。
女流書家 香之先生 ウエブサイト
http://www.atelier-kou.net/
(文責:香港和僑会、執筆:香港和僑会会員 黒尾 登さん)