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開催報告【8月20日(金)開催】第183回香港和僑会定例会「2021年上半期の在香港日系企業の業績動向を振り返って」



第183回香港和僑会定例会につきまして、日本貿易振興機構(ジェトロ)香港事務所より高島大浩所長をお招きし、8月20日(金)香港時間19時=日本時間20時より「2021年上半期の在香港日系企業の業績動向を振り返って」というテーマでご講演頂きました。


在香港日本国総領事館・日本貿易振興機構(ジェトロ)香港事務所・香港日本人商工会議所は、在香港の日系企業等の実態を把握し、取り得るべき対策を検討することを目的に、定期的にアンケート調査を実施しています。今回の講演では、2021年7月に実施した第8回目の調査結果概要につきご説明頂くとともに、今年上半期の業績の変遷を振り返りつつ香港の経済状況と照らし合わせたうえで、改めて日系企業にとっても香港の位置づけを考察した内容について、高島所長よりご説明頂きました。


香港でコロナ抑え込み政策はうまくいっているものの、引き続き中国大陸との隔離無し入境はできない状態が続いており、一部の日系企業で営業拠点を広東省に移す動きが出ています。また、国家安全法の影響もあり、一部の優秀な人材が国外へ流出する影響も出ております。しかしながら、日系企業へのアンケート調査では、香港の全般的なビジネス環境(ビジネスのしやすさ)は以前と変わらないという回答が多数派を占めています。日本国内では香港に対する悲観的な報道が目立ちますが、香港を拠点にビジネスを行なう優位性について、引き続き当会としても情報発信をしていきたいと思います。


また、当会主催の講演企画等でご尽力頂き、当会イベントにもたびたびご参加頂いた吉池領事が日本へ帰任されることになり、当会よりささやかな送別セレモニーを実施させて頂きました。いつもユニークな語り口で皆をなごませてくれる吉池節が聞けなくなるのは非常に残念ですが、今後のご活躍を期待しております。




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